ダブルアクション持針器

今回はS&Tオリジナルの、通称「ダブルアクション持針器」とよばれる持針器を御紹介いたします。

通常のスプリングハンドルとの違いは一目見てわかる通り「関節が2つ」という特殊な構造です。

参考:00552(B-15-8)

ダブルアクション持針器は、スプリングを握る距離が短いため、「指にかかるテンションが軽い」にも変わらず ダブルアクションにより強い把持力を有します。すなわち「ドクターの手指の疲労を軽減する」効果があります。

このダブルアクション持針器の形状は、特に狭いスペースでの作業に強みを発揮します。通常の持針器ではスプリングを握りっぱなしで操作しなければならない局面でも、ダブルアクション持針器であればまるで鉛筆を握っているような感覚で操作することができます。

このことから、ダブルアクション持針器はより細かい縫合に向いていると言えます。1mm未満の血管やリンパ管を吻合する際、アクセスしづらい狭いスペースでの縫合など、ダブルアクション持針器が活躍する場は、より多くなってきていと言えます。

また、これは通常の形状の持針器にも言えることですが、S&Tの持針器は角を丸く仕上げ、ざらつくような仕上げはいっさいありません。糸が引っかかってしまうリスクを軽減しています。

ダブルアクション持針器は、全長

13cm,  15cm,  18cm

の三種類があり、先端の計は

0.2mm,  0.4mm

の二種類があります。

品番:

  • 00443(NH-13_RM-8)
  • 00444(NH-15_RM-8)
  • 00445(NH-18_RM-8)
  • 00930(NH-15_RM-8.2)
  • 00931(NH-18_RM-8.2)
  • 00940(NH-13_RM-8.2)

すべての品番の臨床デモ器を用意しております。

手に取ってみたい、実際に見てみたい、臨床で試してみたい、などのリクエストをお待ちしております。